[書評] その数学が戦略を決める
日曜日, 4月 4th, 2010先月の上旬くらいに購入した本で、数学(統計)の中の1手法である回帰分析をメインテーマにして書かれた本です。回帰分析とは、従属変数(目的変数)と独立変数(説明変数)の間に式を当てはめ、従属変数が説明変数によってどれくらい説明できるかを定量的に分析することである。では、以下が自分が読んだ「その数学が戦略を決める」の書評になります。
書評
ワインの味
ワインの味を確かめるには, 原材料の収穫から最低でも10 年以上の時間が必要となる. しかし, 絶対計算を用いれば原材料を収穫した時期の気候をもとに予測するため, ワインが試飲できるよりも早くそのワインの味を予測することが可能になる. しかし,絶対計算が用いられるようになると, かつてのワイン批評家の仕事がとられるのではないか?という不満を批評家は持つようになる(P8-14).
盗難装置
盗難対策装置が本当に盗難自体を減らしているかどうかは, しっかりした調査を行わないと答えることができない. 多くの犯罪対策装置が普及したとしても盗難の数自体は減ることは無い. なぜなら, 泥棒はその車を飛ばして犯罪対策装置が施されていない車を盗むことが考えられるからである. もし, 外部から一見しただけでは, 盗難対策装置が施されているかどうかが判断できない場合にはまた別の議論になるだろう(P25-26).



