鉄道系IC乗車券の現状

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Bondinho de Santa Teresa
Creative Commons License photo credit: Rodrigo_Soldon

一昔前までは首都圏のSuicaとPASMO、関西圏のICOCAとPiTaPaしか存在しなかった鉄道系IC乗車券ですが、最近急に増えだして現在では、5地域計10種類が存在しているようです。10種類を地域ごとにまとめてみると以下の表のようになります。

首都圏 関西圏 東海 北海道 九州
Suica ICOCA TOICA Kitaca SUGOCA
PASMO PiTaPa   SAPICA nimoca
        はやかけん

こんなに多くの鉄道系IC乗車券があると、どれを利用するのが一番得なのか?分からなくなってくるかと思います。基本的には、自分の移動する圏内で利用可能なIC乗車券を利用するのがいいのですが、難しいのは相互利用が可能だという点。また、ここにあげた5地域10種類のIC乗車券は鉄道系のものであり、現実には、鉄道系以外にもバス会社用のIC乗車券もあり、その数は膨大になります。ということで当記事では、まず鉄道系IC乗車券について、相互利用可能エリアや利用可能路線などの観点から最適な持ち方について考えてみようかと思います。

相互利用可能エリア図

IC乗車券の相互利用図

IC乗車券の相互利用図

関西在住、関東・東海にもたまに行く人は?

これがちょうど自分のスタイルになります。関西に在住で、主に大阪市営地下鉄に乗ることが多く、たまに関西のJRに乗ったり、東京など関東のほうに出かけたり、また実家のある岐阜やその周辺地域の名古屋あたりをうろつくことがあります。

この場合、まず大阪市営地下鉄をカバーするためのIC乗車券としてPiTaPaが必要になるかと思います。このPiTaPaで相互利用できるのは、、関西のJR路線や関西私鉄のみ。次に関東地域をカバーするために、SuicaPASMOが必要ですが、ここでPASMOを選択した場合、東海地域のためにTOICAを持つ必要があり、全部で3枚になってしまいます。しかし、Suicaを選ぶことによって、合計2枚のIC乗車券で東海地域もカバーすることができるようになります。

さらに、Suicaであれば、関西地域のJR路線も利用することができるため、関西地域でもSuicaを利用することにします。PiTaPaは大阪市営地下鉄、および関西の私鉄で使うことになります。関西のJRにPiTaPaを利用しないことによって、基本がポストペイ方式であるPiTaPa内に現金をチャージする必要がなくなります。

結論

PiTaPaとSuicaを持つ。大阪市営地下鉄や関西私鉄などPiTaPaが利用可能範囲ではPiTaPaを利用し、非PiTaPa圏外であればSuicaを使うのが最適と思われます。こうすることにより、PiTaPaによる割引も受けられます。

ほかの例では?

今現在では、九州地域のみSuicaとの相互利用が出来ないのですが、これについては2010年春に相互利用可能となる予定です。この相互利用が可能になれば、実質のところ、IC乗車券が利用できる地域では、「Suicaであれば確実に利用できる」という状況になります。それに対して、TOICAやほかのIC乗車券では利用できない地域がある、というのが事実です。もし、居住地域以外のほかの地域にでかけることが多いのであれば、とりあえずSuicaを持っておく、というのは便利なのかもしれません。Suicaプラス、居住地域で便利なIC乗車券があればそれを持つ、というのが今現在の最適な選択でしょう。

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